FTDX10が発売されたときに「触って聞けるように用意します。」と書いたのが正月の事でした。
コロナの事やら半導体不足の事やらでなかなか手が付けられなかったことのひとつなんですがやっとFTDX10を実働展示しました。
これでFT991・FTDX10・FTDX101とラインナップがすべて実働で体験いただけるようになりました。
さらに今回はFTDX10にPCを接続しFT8の設定から運用までを見ていただけるようにしました。
FT991では設定に苦労したという方も多いのではないかと思いますがFTDX10はすごく簡単に設定できるようになっています。
(FTDX101も同様)
ちょっと古びたノートPCでの実演ですが動作をお見せするには問題ないのでこれでしばらく動かしてみます。
けいはんな通信ハムクラブ/JE3YUYIを運用するのもこのシステムを使おうかと思っています。
ヤエスさんからは「FT8簡単設定ガイド」も届いていますのでぜひ店頭でご確認ください!
FTDX10他ヤエスHF機種の特別セット価格もご用意しております。
ぜひ店頭でご覧になってお確かめくださいませ。
-- 追記 ーー
10/9 (土)
昨日セッティングしたノートPCはあまりにも能力不足やった ('◇')ゞ
ちょっと多くの局をデコードすると全然追いつかないのでこれでは実働状態とはいえるものじゃなかった。
で店用PCの予備として置いてたものを出してきて再セッティング。
これでちゃんと運用できる( ´∀` )
実動稼働はいい取り組みですね。
まだまだFT8の食わず嫌いの方が多い(笑)と思いますが、
FT8のすごいところは、例えば7.041MHzでCQを出したとして、
3,000Hzの範囲で、電波が届いている局にデコードされることですね。
CWやSSBなどのレガシーモードだと、
こういったじゅうたん爆撃みたいな芸当はムリです。
聞こえない信号も解析されるのもすごいことですし、
3kHzの範囲で、かつての7MHz帯が凝縮されて、
なおかつCQも、各局の交信状況も可視化できるのがすごいですね。
FT8が戦略爆撃機とすると、レガシーモードは航空母艦から飛んでくる局地的な機銃掃射みたいな印象です。
例えがよろしくないですが、私はデジタルモードを大陸間弾道弾と感じました。
やはり、アマチュア無線を長続きさせるにはDX系のアワードを、運用の目標のひとつに掲げることだと感じます。
まぁ、FT8も、CWやSSBなどのレガシーモードも、
目標達成のための手段(てだて)と考えれば、
『そんなに食わず嫌いしなくても、いっぺん食べてみてよ』と思いました。
とにかく、アワードの進捗もレガシーモードの何倍も速いのが仰天です。