IC-705をお使いの方の多くはBNC-M変換コネクターを使っておられることだと思います。
コネクターの種類(形状)によっては不具合が生じることがあるようです。
私が確認した範囲では写真の形状の変換コネクターを使うと症状が出やすいようです。
その症状は430MHzでSWRが異常に高く表示してしまいます。
場合によってはSWR無限大になりプロテクトがかかることもあります。
これは内蔵のSWRメーターの感度(精度)が非常に高いことから起こってしまう現象のようです。
写真の形状のBNC-M変換コネクターはインピーダンスの整合ができてなく非常に短い距離でM型につなぐことからそこのインピーダンスの乱れを読み取ってSWRが高いと表示してしまうとでも言えばいいでしょうか!?
写真の形状の変換コネクターに直接ダミーロードを付けてもSWRが高く表示されましたので上記のようなことかと想像します。
ケーブル付きの俗にいう変換コード(BNC-M)を使うと問題なく動作しSWRもそれなりの表示をしますので異常を感じることなく使えるはずです。
もし上記のような症状があるという方はアンテナや同軸を疑う前に変換コネクターを変換ケーブルに交換するなどしてみてください。
IC-705が不良では?と疑いましたがそうではなさそうです。
複数の無線機やいろんなアンテナやダミーで試してみたうえでこのようなことであろうという見解です。
上記がすべて正しいかどうかは正直わかりません。
ICOMさんからなにかしら発表があるか我々販売店に対処方法の説明があるのではないかと思います。
当店のお客様で発生した事例を上記のように対処させていただいた後は問題なく動いています。
みなさまの参考になれば・・・
まったく同じ現象を体験しました。
ご報告と同様変換コネクタを変換ケーブルに変えるとSWRはそれなりの値を示します。
Poも減少していましたので表示だけの問題か確認するためIdをチェック、実際Idも減っておりましたので出力は低下していることが確認できました。
特定の製番やろっと不良などではないようですのですべて同じ現象が起こるであろうと思います。
パワーが低下するのはハイSWRでプロテクトが働くからです。
BNC-Mの変換の方法を変えることによって対応できるのでそうするのがベストだと思います。
今までもこの変換を使うと同じ現象が起こってたはずですけどそれがわかる無線機が無かっただけでIC-705の出現で初めてはっきりわかるようになっただけと考えるのが本筋なんだと思います。
へえー!とびっくりです。
私も同じ形状のBNC-Mの変換コネクタを使って430MHzにも出ているのですが、異常なく使えています。(もう、30年以上も前のシロモノなのに・・・)。気をつけねば。
変換ケーブルに替えることで改善しましたと申し上げましたが、手元のケーブルはMP-BNCPだったので、屋外から引き込んだ10-FB(MP)と変換ケーブルを接続するためにMP-MPジョイント(両端がMJ)を使用していました。
これをMJ-BNCPのケーブルに交換したら、SWRが大幅に改善しました。商品は第一電波の2D1BRです。
同様の現象でお困りの方がいらしたら教えて差し上げてください。
けいはんな通信さんの購入客ではないのですが、貴重な情報をブルグに載せていただいていて助かりましたのでお礼のつもりです。失礼します。
TBMさん、変換コネクターの種類にもよるしその先につないだ同軸やアンテナによっても示す数値は変わるから・・・
正常であろうと思われる数値を表示してるなら気にすることないと思うんですけどね。
M型の中継コネクター(MA-JJ)もインピーダンスを狂わす要因ですね。
繋いでいる位置によって波長の関係で影響が大きかったり小さかったりすることだと思います。
いずれにしてもM型でつなぐこと自体ある程度は仕方のないことと思って使う必要があるでしょう。
この症状はICOMさんにクレームとして電話する方も少なくないかと思います。
これは販売店が正しい判断をしお客様に説明することで解決できる問題で無線機の不良ではありませんしクレームになることはありません。
価格競争で売るだけの店になりたくないというのはこんなこだわりなんですよね(笑)
お取引させていただくご縁がありましたらよろしくお願いします。