去年の続きで仕上げの作業。

施主様はＲＴＴＹなどのデジタル系にもアクティブなＪＨ３ＩＥＧ局様
ＲＴＴＹはパタパタと手打ちするころから始められたとの事。

お仕事は去年の続きで最終仕上げ作業。
ブーベまでに間に合うようにと予定したがむなしくブーベは中止。

お住まいの建て替えと同時にかなり古くなったタワーも新築させていただくお仕事。
前回は家屋解体後の更地にタワー基礎をし建柱まで。
建柱と同時にクレーン車を使ってアンテナまで乗せた状態で新築家屋の完成を待つ。
タワーだけで１８ｍありマストを足すと２０ｍを超える。
お住まいは当然建築確認申請が必要。
お役所が見に来た時にタワーは知らんと言えるはずもなくキッチリ申請をしている。
このあたりは施主様とも相談し、建築確認申請から基礎工事までを家屋施工の工務店さんにお願いすることにした。
基礎工事と並行してタワーの組立やアースの施工など工務店さん側の業者さんと連携しながら基礎を完成させ建柱したのが前回の記事。

昨日（２月１０日）は仮に乗せてあったアンテナの本付けと同軸ケーブルの敷設。
作業量は少ないが寒いの嫌いと言うコンビなんで手より口数の方が多かったりして・・・

そんなこと言ってるバツでしょね！？少し雨に降られた。
けど気温は少し高かったから予定通りに作業ができた。

ＫＴ-１８Ｒの上にナガラのＴ５９ＧＸとＡ５６Ｔ２、そしてＶＵのＧＰとシンプルな設計。
これで１４ＭＨｚ～上のバンドはすべてカバーする。
７ＭＨｚから下はローバンドのスローパーなども含め今後考えていこうと言う事です。

朝から作業させていただき昼過ぎには作業完了。
各バンドのＳＷＲは文句なし。
ナガラさんのこのタイプは帯域が広いのでほぼ全バンドでチューナーに頼ることなんて無いくらいです。

施主様のシャックはまだ未完成でしたが早速無線機を繋いで各バンドを受信。
以前の設備では結構ノイズが多かったとの事で心配されていたがアンテナも変わり高さも上がったからかノイズレベルは低く一安心のご様子。

ＥＵ・ＡＦ方面からＮＡ・カリブ方面にかけて山も遠く開けたロケーションでうらやましい限りです。

いままで無かったＷＡＲＣバンドにも出られるようになりましたしまたアクティブに運用されてください。

最後になりましたが今回は設備再構築の手伝いをさせていただきありがとうございました。
施工中の数々のお気遣いに感謝いたします。

奥様、お母様にもよろしくお伝え願います。