こんなん仕入れてみた。
MFJの6回路同軸切替器でMFJ-4716という商品。
HF~150MHz で 1.5KW対応。
国内製品で比較的簡単に入手できるのは3回路までしかない。
オクでは4回路ってのも見かけるが・・・
HFはWARCバンドも特別なものではなくなり1.9MHzを除いたとしても3.5~50MHzまでで9バンドある。
ロングワイヤー(ATU式)やスクリュードライバー、巻尺式など1本の同軸で多くのバンドに対応するアンテナも多くあるがそうでないアンテナを使っている方の方が圧倒的に多いのではないかと思う。
現状では私もそうだ。
無線機のアンテナ端子は機種によって様々ですが入門機クラスで1個だし高級機で4個。
多バンドのアンテナを組み合わせて9バンドをカバーしたとしても3本や4本で足りない事がある。
店のシャックでは1台の無線機に1.8/3.5MHz・7/10MHz・14/21/28MHz・18/24MHz・50MHzの5本のアンテナを使っているので4回路では足りない。
逆の使い方で複数の展示機で聞こえ方を比較できるようにするため1本のアンテナを6台の無線機に繋いで使っている。
分配器にすると送信できないし感度も下がるから切替の方が都合が良い。
この場合も3回路や4回路では足りない。
2回路・3回路を2段構えにして使っている方もいると思うが使いにくいですよね。
今回はお客様の設備構築にあたり3回路では足りないのでこの商品を仕入れたと言う訳。
6回路でも単純にロータリースイッチで切り替えてるだけのアイソレーションが悪いやつはさすがに怖い。
MFJ-4716は電源(12V)が必要。
わかりますよね!? リレーで切り替えてるタイプ。
繋がっていない端子はちゃんとグランドに落ちる。
当たり前のことだけどそんなこと知らずに安いやつ買って使ってる方もいるんじゃないかな?
オプション要るけどリモートに対応してるし良いモンやと思います。
ただ国内製品のように至れり尽くせり仕様じゃない。
電源コードも取説も付属してません。
取説は「Webで見ろ!」というメモが入ってるだけ。
電源コードはコネクターすら入ってません。
おまけに本体のケースにはわずかですが塗装ハゲなども見られます。
こんなこと海外製品の常識的な事なんですが日本製品だったら不良品扱いされるかも!?
売る側としては・・・
コレを売ったら電源コード無いと文句を言われる。
電源コードを仕入れて用意しておかないといけないから面倒だ。
キズがあるから交換してくれと言われたら困る。
などと言う事になるかもしれない。
そんなこと言ってるからいつまででも昔のままの切替スイッチを平気で売ってるし使ってるんですよ。
私がアマチュア無線に目覚めたころから手動でパチパチやるスイッチだったしそれからだとしても40年以上進化してない事になる。
海外では今HAMが欲しいものをドンドン出してくるのにね!
日本のアクセサリーメーカーさんにはもうちょっと頑張ってほしいなぁ~
MFJ-4716 店頭販売しています。
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