マリンクルーズに行きます!

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VE ⇒ JA の船に乗ります。

私じゃなくてこのアンテナ。

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クルーズ船からQRVするのに簡単に設置できて複数のバンドに出られるもんは無いかと!?

いろいろな選択肢の中からちょうど手元にあった第一電波のRHM10をチョイと細工してみる事に。

このアンテナは7~430MHzで移動用広帯域アンテナとして発売されたもの。
仕舞寸法が約50cmで最長約1.8m
ローディングコイル部はスクリュードライバー(手動)式でトップのエレメントはロッドアンテナ
M型コネクター仕様なので駐車した自動車で移動運用する時を想定した物でノンラジアルではない。


まずはスーツケースに入る大きさで軽くシンプルなものという条件。
一般客が多く乗るクルーズ船でいくらテラス付きの個室とはいえ景観を邪魔したりすればやめてくれと言われる恐れがある。
出来るだけバンドを絞ってバンドチェンジもスムーズに出来るように・・・

OMと暑い最中に店の表でゴソゴソゴソゴソ。

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RHM10だけではちょっと短いので調整もクリチカルになる。
エレメントをもう少し延ばせば多少帯域も広くなるし調整もしやすいはず。
仕舞の短い釣り竿を用意し結束バンドでくくりつけて全長2m+@のエレメントを作る。
基台、やエレメントの接続などすべて工具なしで設置調整できるようにした。
ラジアルもACコードを裂いた程度のもので使えるか試してみる事に。

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運用バンドを14/18/21MHzに絞ってラジアルを3本用意する事にした。
ラジアルの角度や長さによって同調周波数は変わるがRHM10の利点はスクリュードライバーという点。
アンテナのコイル調整部を上下させることでルーズなラジアルでも結構追い込めることがわかった。
エレメントを伸ばした効果もあり同調点はピンポイントではなくそこそこ広いので無線機のSWRメーターだけでも比較的簡単に調整できる。
OMのスキルならこれくらいの事は説明するまでも無く理解されるので簡単に使いこなされるだろう。

店でのシュミレーションののち自宅へ持ち帰られて早速ベランダで実験しデーター取りをされたようです。

ラジアルをざっくり放射状に広げた状態で各周波数が同調するコイルの位置を確認する。
各バンドでSWRを下げるのに苦労せず簡単に出来たと報告がある。
そして回り込みが無いかなど14MHzでお相手してみたがまったく問題なし。

その後OMは18MHzや21MHzで国内局数局とQSOしてみたがじゅうぶん使えると実感されたようです。

実際に使用するのは海の上だし距離的にもVEからJAに近づいてくる方だからそれなりに遊べるでしょう
もちろんコンディションと時間しだいですけど・・・


船籍がマルタという事で9Hのコールサインを取得されたとか?

無線機はICOM最新機種のIC-7300を用意されてるので文句無しでしょ!

交信できることが楽しみですがアンテナがちゃんと働いてくれるかそれの方が心配!
まっ、スキルのあるOMですからトラブってもなんとかして電波出してくれるはずです。

8月末ごろとのことなので詳細わかれば改めてUPします!!

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