むかし、マルドルのオスカーシリーズとか第一電波のGLシリーズとかで21MHzのベースローディングってあったと思うんやけど・・・
EL-15は有名ですし持ってるんですけど1.8mほどあるからちょっと長い。
現行品のHF15FXは1.2mだしこれでええちゅや~ええんですけど・・・
無い物ねだりで1.4~1.5mくらいのベースローディングをちょっと実験がてらに作ってやろうとゴソゴソしてました。
まいどの事で材料は店にころがってるジャンクの寄せ集め。
塩ビパイプ・10D用Mコネの使い古し・折れたアンテナの部品とエレメント・エナメル線など。
コイルの巻き数(巻き方)は長年の勘と経験でて・き・と・う。
1/4なんでエレメント1.3mほどの分を差し引いたらエナメル線2.5mも巻いたら多いくらいやろうと巻いてみる。
仮止めでSWRを計ると案の定周波数はずっと低いとこにいる。
何度かコイルをほどいて21MHz付近に持ってきてインピーダンスの調整。
コイルの巻き方でもインピーダンスは変わるのである程度調整してあとはマッチングコンデンサーの容量を加減する。
少し解いてコンデンサー仮付けしてみたところ
ほぼ完成に近い状態
写真の状態でマッチングコンデンサーは100+22+10pF。
これでキッチリマッチングした。
7MHzのベランダアンテナをいろいろ実験している時に学んだことだけど、センターローディングやトップローディングよりベースローディングの方が使える帯域が広い。
アンテナの効率は・・・という話は今回は無視!
効率を求めた帯域の狭いアンテナをが使いやすいのかどうかという事!?
飛ぶ・飛ばないではなく使いやすいアンテナを求めて作ってみたんです。
ちゃんと同調していればまったく飛ばないはずはありませんから!
たとえば21MHzでCWもやりたいしバンドの上の方でラグチューもする。
そうなるとバンド内450Hzの端から端までSWR1:1.5くらいには収めたい。
21MHzなんで市販のアンテナでも長いものならおおむね収まるだろう!?
しかし短くなるとどうしても帯域は狭くなる。
いま使ってる自作のセンターローディングはバンドの両端の方では1.5を超えてしまう。
ここでも言っておくけどアンテナチューナーに頼らなければSWRが落ちないアンテナは使えるアンテナではないと思っている。
チューナーなしでSWRが1:1.5以下ならまったく問題なし!
帯域を広くするコイルの巻き方とかそんなんでは無く単純にコイルの先の調整エレメントが長い方が調整がブロードになり帯域が広くなるという事だけ。
そんな考えの下でゴソゴソゴソゴソして・・・
はい、測定結果はこんな感じ。
中心が300あたりにあるけどそれでもバンド内1:1.5以下!
収縮チューブをかぶせてから中心周波数をもうちょっと下げて完成。
国内で遊ぶのにはじゅうぶん使えるでしょう!?
なによりEs"さんが出てなかったらどんなにでっかいアンテナ使ったって飛んでいかないし要はコンディション次第ですからね!
帯域が広いのは魅力ですね。UHV6では、21はJT65の21.076を中心周波数にしているので、Eスポが出ても使えるのは21.2くらいまでです。
NCDさん、こんにちは。
UHV-6はトップローディングですね。
効率を考えるとUHV-6に軍配が上がるのかもしれないですけど、結局は使えなければ勝負にならない訳ですよね。
最近、ちょっとベランダアンテナを意識して帯域重視で『使いやすいアンテナ』をゴソゴソ勉強中です!
中学生の時にACコードを引き裂いて、21のダイポールをノンバランで作りました。モビホは作ったこと無いのですが、コメットのCA-HVにコイルはサガ電子の様な組み合わせは良くやりました。
ネジのピッチが若干違ってもローカルには金属加工の職人がおりますので、助けて下さいます。
DE JE2EIH
EIHさん、こんにちは。
やりましたねぇ!
バランなんて買えませんから同軸裂いて直接ビニール線!
どうかしたら錆びたような針金をエレメントにしてました。
給電部や先端の碍子はカマボコ板!
いま思うとバラン入れないし同軸に乗ってしまってTVIまきちらしてたんでしょうね!?
野球とプロレスが放送されている時間帯は無線するなと近所のおっちゃんに言われてました。
それで済んだ時代です。(笑)