きみまろさんのネタじゃないけど・・・
1976年の開局なんであれから40年。
開局40周年記念とかそんなことを嬉しそうに書いているつもりではない。
初めてHFの電波を出したのは近所のOMさんが貸してくれたTS-510だった。
(写真は古いカタログよりスキャン)
ろくな測定器も無くて適当に張ったダイポールで出たもんならご近所に出まくりでよく怒られた。
当時の事なんで隣近所のおっちゃんからは「野球とプロレスやってる時は無線するな!」と怒られたもんだ。
(それ以外の時はええよという意味に捉えていた(^^))
いまから思えば真空管機の調整もろくに知らなかったからとんでもない電波を出してたんだろうと思う。
その時はCW出来なかったんで(いまでもろくに出来ないが・・・)フォーンでやってた。
そのころに海外と交信できる楽しさを覚えてから40年という事だ。
40年といってもギッチリ実が詰まった40年ではない。
例にもれず結婚し子供が出来てなどでアクティビティーが極端に下がることもあった。
しかし当時からこの業界にいたので完全に離れることは無かった。
当時はHFを運用する(したい)お客様のアドバイスも自分の経験からお話しすることもあったがメーカーさんや無線の先輩OMさんの話を元に接客していたと思う。
だから、あまり説得力は無かったんだろうと思うけどそれでもバブル期だったんで通用したのかもしれない。
いや、通用したと思ってるだけでなにも知らないと見透かされていたかもしれない!?
TS-510の時代からいまは
ダイレクトサンプリングという技術で開発されたIC-7300
という新しい時代に変わってきた。
それより少し前にIFをデジタル処理されたDSP搭載と言う機種がたくさん出て来て最初はなにがどう違うのかどう良くなってるのかなんてカタログのに書いてある事の受け売りしかできない事もあった。
趣味の世界のショップでカタログに書いてる事しか説明できないのではプロショップとは言えないだろう。!?
そんな事を思う事も多々あった。
そんなこんなでDXCCを始めたのもそもそもは経験値を少しでも上げられたらとの思いもあっての事。
そもそも好きなんで苦になる事は無い。
(交信できないときは凹むけど)
QRZ.COMやLOTW、ClubLogなど横文字がいっぱいあるがこれを理解していかないといけない。
DXをやっておられる、またこれからやろうとしておられるお客様にはこのあたりの事は最低条件でスムーズにアドバイスできるようにしておかなければ!
まったく知らなかったわけではないが、このあたりの事を勉強するならDXを熱心にやっている方と同じ目線で使ってみなければアドバイスできるわけがないと思いちょっとまじめにDXCC追いかけだしたのがここ数年の事です。
新しい事にチャレンジすると免許歴が40年なだけで知らん事がいっぱいある事に気付く。
脳の吸収力はだいぶ衰えてると思うがまだもう少しは吸収できそうだと思いいろいろ勉強してるつもり。
実際にDXCC追いかけてるとそれを知ってるお客様から「K5Pは出来た!?」「VP8聞こえてますか?」なんて電話を頂くことも。
○○時頃に14MHzが狙い目なんと違うかなぁなんて会話してる時もあります。
IC-7850
を導入したのもすぐに決を割ら無いための決意みたいなもの(^^)
無線機だって自分で使ってみないと良いも悪いも言えるはずがないし・・・
QSOのすべてを.COMやLOTWにUPするようにしたのもこのころから。
1年ちょっとで200は超えたがそんなものも自慢するに値しないと思ってる。
でも自分で実践することで「出来ると思いますよ!?」から「出来ます!」というふうに言葉は変わった。
あるOMさんからは「長い事やってたら誰でもそのうち出来るんや。」とHRを勝ち取った勝者の言葉を頂いた事もあるが自分で実践して得たものは自信を持ってアドバイスできるようになったと思う。
まだまだプロショップなんて言うのは恥しいくらいのスキルしかありません。
次々と新しい技術で開発される無線機も出てくるし情報を整理して脳に収めていく処理能力がギブアップするまではなんとか頑張ってついていこうと思う。
2月は私が商売で独立したいわば独立記念日なんでふとこんなことを思い起こして書いてみた。
わからない事だらけですがお客様や仲間と一緒にスキルアップしていければ少しでもプロショップに近付けるのではないかと思っています。
みなさん、これからもいろいろ教えてくださいね!
で、VP8はどちらも合格をいただく事が出来ました。
今年は初戦黒星スタートだったので嬉しいATNOです。
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