IC-7300 ファーストインプレッション !?
納品させていただいたお客様からの情報に私の感じた事を混ぜて。。。
この情報は個人の感想ですのであくまでも参考程度に考えてください。
無線局の変更申請をすぐさましておられるようですがまだ送信できる状態ではないので送信にかかわるテスト委はダミーロード使用です。
外部接続の情報はすべて自己責任で行ったものですので同じようにして同じ動作が得られなくても責任を負う事は出来ません。
現時点ではICOMさんのサポートを受けずに行った事ですので不具合がある事かも知れません。
すべてがアマチュア無線家として自己責任で行った事であるのでこの記事を見ていただいた方は情報自体を自分の中で整理してうまく参考にしていただけますようお願いいたします。
以下、お客様からの情報に私の感じた事を混ぜて・・・
*フロントパネルのダイヤルやつまみなどの質感はこのクラスではトップでしょう。
*操作性はIC-7100を使ってる方ならすんなり使える感じ。
IC-7100よりさらに操作性は良くなっていると思う。
モービル機としても使えるような操作感が良い感じ。
*リアルタイムスコープ(ウォーターホール)はかなり早いし見やすい。
IC-7600・TS-990のそれよりはるかに速い。
速度を一番早い設定にすればIC-7850(7851)より早いと思う。
*受信は強入力に弱いような感じ!?
ただし通常使用で使えないようなものではない。
かなりのご近所にKW局がいる場合や中波帯放送局(送信所)のすぐ近くではオーバーフローランプがつくかも?
それもこの無線機(ダイレクトサンプリング)を理解しプリアンプやアッテネーターの使い方を間違えなければ問題ないであろうと思う。
このクラスの無線機に30mUPの超大型アンテナを繋ぐ人は少ないと思うが、そのような条件で使うと頻繁にオーバーフローが起こるのだろうか?
いや、奈良山研究所の超大型アンテナで試してるからそんなにひどいものではないと期待したいところだが・・・
*S/NはエレクラフトのKX3(ダイレクトコンバージョン)の方が少しいいように思う。
が、IC-7300もじゅうぶんに静かだしこのクラスの従来機とは数段良くなってる印象。
*フィルターのスカートが50万を超えるクラスの機種と比べると若干甘いように感じる。
だが隣接周波数からのポコポコ(CW)は従来機に比べると良くなっているように思う。
すごいパイルに参戦しUP1あたりで近所のKW局が呼んでる状況でも弱い御本山の信号が聞こえれば合格だけど・・・
*受信音はすごくいいと思う。
CWの受信音はIC-7850と比較しても引けを取らない。
IC-7300の方が聞きやすいんじゃないかと思うが100万出した手前そうは言いたくない。
AMラジオを聞いていてもすごくいい音に感じる。
内蔵SPでも従来機に比べると比じゃないが、ここはさすがに上等の外部スピーカーを繋ぐともっと良くなる。
*取扱説明書はIC-7600よりよく出来ている印象だがPC連携の部分は簡素化されている感じ!?
すでにICOM機のPC接続をやった経験のある方なら簡単だと思うが初めての方はちょっと迷う事があるかも?
*JT65(WSJT-X)は動作しました。
USBドライバーはIC-7200・IC-7600などと同じでOK。
WSJT-XにIC-7300のメニューが無いのでIC-7100の時と同様にCI-VアドレスをIC-7000(70h)でやるとうまく動作した。
変調入力レベルなどの調整はIC-7100などと同様で経験者ならそんなに難しくない。
*高級機と比べる事自体が間違いなのはわかってはいるが、この金額でこのレベルならよく出来たで賞という感じ。
いくら安いからって言ってもこれは我慢出来ないやろ!という事はいまのところ見つからない。
以上が今日までに集まった情報に私の意見を混ぜた勝手なインプレッションです。
間違った解説があるかもしれませんがあくまでも個人の感想ですのでご了承ください。
またこの情報を鵜呑みしていただくことなく先に記載しましたように自分の中でうまく整理して役立つ情報にしていただければ幸いです。
私のIC7300は買ってすぐに受信音が勝手に切れるようになり,1年後1日に一度は聞こえなくなります。AFつまみを何回か回すと回復しますが半回転以上しないと音が出ません。