やじろべえ

| コメント(4) | トラックバック(0)

今はバンザイ、昔はやじろべえ。

今はV字になってるV型ダイポールが主流です。
昔はダイポールを「やじろべえ」とも言ったもんです。

今回は現存とは別に21MHzのアンテナが必要になったので、まさにそのやじろべえを作ってみました。

 

今、28MHzの専用アンテナが上がってる。
これはモービルホイップを2本使った小さなVダイポール。
これに3.5mほどのワイヤーを張ってそのまま21/28MHzにしてやろうと考えてたがワイヤーが新品を下ろさないと無い。
売るほどあるんやからって話やけどここはケチケチ作戦。
さてさてと考えてるうちにいらんことも考えだして、おなじやるんなら夏コンディションでにぎやかな21/28/50の3バンドにしてやろうと考えだした。
この3バンドは昔はメーカー製のアンテナが多くありましたね。
TRIOブランドのアンテナもあったほどですから。

さて材料探しと構想ですが、今の28MHzV-DPにエレメント追加する方法で出来るものを作る。
出来るだけ1点で支持できる。
と考えてたら一般的なV-DPをひっくり返した逆V型にして小さなアンテナを作ったらいけそうやと

28MHzは既存のエレメントそのまま使うから21/50MHzのエレメントを作る。
既存の28MHzを一旦おろして加工するのは面倒なんで別のブラケットでエレメントを保持して給電部だけ接続して3バンド化できるように。


アルミ板に塩ビパイプを固定し、それに約1.3mほどのアルミパイプを付ける。
これが50MHzのダイポール。
その先に21MHzのコイルとエレメント。
コイルは25φの塩ビパイプに銅線を2mほど巻いた。
インダクタンスひったくれもないめっちゃアバウト。
全長で3.5mほどあったら21MHzに乗るでしょっ(^^)
トップのエレメントはステンレスの針金。
上に向いたVならここも強度が必要だがやじろべぇなら垂れ下がる方向なので針金で問題なし。

銅線で巻いたコイルとステン針金エレメントの接続は圧着スリーブ。
50MHzの調整エレメントもコイルの根元からステンの針金を出しておいた。
001 017-1.JPG

001 018-1.JPG

 

見ての通り雑な仕事ですけど、まぁお試しなんでその辺はスルーしといてちょうだい。

見た目は雑でも、最低限落ちてきたりしないようには考えてるつもりなんでね。


この手のアンテナはもう何本も作ってるからほとんどカンで作業。

仮組・仮設して周波数を確認すると23MHz/47MHz付近に同調点があった。

001 020-1.JPG
50MHzの調整エレメントを短く、21MHzは長くしてハイ終了。


どちらもバンド内で1:1.3程度。
インピーダンスも50Ω前後に居るからOK

あとは28MHzのエレメントとドッキングさせてどうなるか!?
また休みの日に晴れたらやってみましょう~

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.je3yui.com/mt/mt-tb.cgi/1939

コメント(4)

今の季節では「破れ傘」がにあうかも。北辰産業の28MHz(少し-)は良くとんだ。

写真をみるとバランはダイヤモンドの廃バンド向きのものに見える。
ダイヤモンドフェア向けなのか?

バランはたまたまあったものを使っただけ。

DIAMONDフェアーでなんでこんな自作品を出品するの!?

違うよ~

簡単に書いてるけど、2バンド、3バンド対応型の
ANT自作は難しいです。!!
あっちを立てれば、こっちが立たず、やっとさ、
いけるかなと思って、屋根に上げたら、後戻り・・・とか。

経験、キャリア、と腕が、もの言ってますな~!

まきさん、こんにちは。

確かに数はやってるんで経験は多少ありますけど、いつも行き当たりばったり選手権です。

失敗してお蔵入りしてしまったものは成功の数倍、いや数十倍あるかも(^^)

でもそれが楽しいんですよね~

まきさんの自作アンテナもご立派な作品だと思っておりますよ。

また情報交換よろしくです!!

コメントする

2015年7月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のコメント

アーカイブ