K1N用にと言いたいところだが悪あがきにもならんので・・・
店のアンテナ、14/21/28はTA-315で18/24はTD12-17Jで90度シフトしてあった。
いつも人に言ってるが、なんでも期待度の問題なんで18/24のダイポールがそんなに飛ぶとは思ってない。
これでもアフリカやカリブと出来てるんで不満はないが90度シフトに凄くストレスを感じていた。
ハイバンドとローバンドが90度シフトなら使う(聞こえる)時間帯が違うのでそんなにストレスも感じないだろう。
実際に7MHzも90度シフトだけどこれはそんなに気にならない。
で、TD12-17JをTA-351と同方向に付け直そうと思ったんだが、同じやるなら使った事のないアンテナを使ってみようと・・・
タワーの許容もそんなに大きくないし台風も怖いから小さなもので・・・
ちょうどころ合いの良いアンテナがミニマルチさんから出てるのでこれを使ってみる事にした。
ミニマルチさんは基本は直販のみの販売方針で販売店に卸売りをされないという事だ。
まったくしないという事ではないようですが真意のほどはわかりません。
当店はお客様から依頼があればミニマルチさんのアンテナも扱わせていただいてます。
と言う事でお客様のアンテナを注文するついでに取っておいたHB18-24を上げてみた。
周波数の近いアンテナを積み重ねると干渉が出てSWRが高かったり、SWRは低くてもビームパターンや打上げ角に大きく影響が出る事がある。
それは百も承知でやってみた。
結果、案の定HB18-24のSWRが高い。
24MHzはバンド内1:1.6程度なのでまぁOKだろう。
18MHzが上の方にずれているようでバンドの下では1:3.0くらいになる。
上の方へ行くほど下がってくるので同調周波数が高くなってるのは間違いない。
ある程度覚悟はしていた事だ。
たぶんTA-351と喧嘩してるんだろう!?
TA-351のSWRは乗せ換える前と変化なしで問題なさそう。
なのでHB18-24の18MHz同調周波数を少し下げる工夫をしてみた。
ドライブ側のエレメント先端に付いているトラップケースにステンレスの針金を巻きつけ少しヒゲを作った。
要するに18MHzで作用するエレメントを少し伸ばした事になり同調周波数は下がるはず。
はい、これでバンド内1:1.5以下に収まりました。(^^)
TA-351に目に見えない悪影響が出てる可能性があるかも???
HB18-24も本来の性能が発揮できていない可能性も???
早速試し打ちをしてみましたが28MHz(TA-351)でEU方面とも出来ましたし18/24MHzでEUやAFとも出来たので良しとしときます。
とりあえずローテーターをあっちやったりこっちやったりというストレスからは解消されました(^^)
本当にちゃんとした性能が出てるかどうかは???のままですが。
まぁ、期待度の問題なんで・・・(笑)
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