けいはんな通信・標準仕様（アンテナ工事）

ちょっと久しぶりの標準仕様で施工させていただきました。

施主様は奈良市で復活開局されるＪＪ３ＰＣＭ局様

何度も書いてると思いますが、ＨＦから４３０ＭＨｚまで運用できて無難で失敗のない定番と言えばＶダイポール＋ＧＰ
今回も施主様の運用スタイルやご希望などをお伺いしそれならばと決めたのがこのスタイル。
当店の標準仕様ともいえるＶ-ＤＰ＋ＶＵのＧＰ。
今回はちょっと贅沢仕様でローテーターが乗ってます。

主な使用機材は
ＮＡＧＡＲＡ　ＴＶ‐４１６Ｊ　　ＮＲＴ－１５０
クリエート　　ＲＣ５－１
第一電波　　　Ｘ５０

Ｖ-ＤＰにローテーターは必要！？　と言う方もいらしゃるでしょう。
国内だけならほとんど回すこともないでしょうね。
ＤＸに興味を持ってワッチするようになると、北米方面とヨーロッパ方面とはビーム方向が約９０度違うことがわかる。
Ｖ-ＤＰは緩い８の字なんで極端には切れないが、さすがに真横はヌル点になりかなり弱くなる。
そうなると国内用に設置しおおむね北米方向を向いているアンテナでヨーロッパ方面の信号を聞くことはかなり困難になる。
そこで、「回したら聞こえるんかなぁ！？」となるわけだ。
そうなった時にローテーター付ければ良いんだけど、工事費用などを考えると最初から付けておいた方が結果的には安い。
予算や考え方にもよるが、今回は今後のグレードアップも視野に入れて最初からローテーターを付けることにした。

いつものようにほとんどの材料を組み立ててから現場入り。
朝９時ごろより作業して１４時半ごろには無事施工完了。
アンテナのＳＷＲはすべて良好で問題なし。

施主様、作業をお手伝いいただいたりお気遣いいただきありがとうございました。
屋根の上から見ると遠くまで見渡せるロケーションですしＶ-ＤＰでも結構遊べるはずです。
ＤＸやＣＷも手ほどきするほどのスキルはございませんが、今後もなにがしかのお手伝いをさせていただけるなら光栄です。
ぜひ再びのハムの世界をお楽しみくださいませ。

って、早く無線機持って来て！って怒られそうです。（汗）

　　えっ、お天気　！？　

　　　　そりゃお約束の・・・ですわ。（笑）