330続きで・・・(HFV330に願いを込めて!?)

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第一電波の
コンパクトタイプモータードライブ

     V型ダイポールアンテナ
            HFV330

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さてさて、このアンテナの良いところばかりを買いてる印象があるかもしれません。
宣伝料もらってるわけじゃないんで、希望を込めて使いづらい部分を書きましょう。

これは使った方ならわかると思いますがチューニング動作がどうも使いづらい。

確かに目的の周波数に合わせること自体は慣れれば簡単に出来るでしょう。

規模が違うので比べるのはおかしいかもしれませんが、
同じような電動式のアンテナでステップIRやウルトラビームは設置後に設定をすれば、
その後は無線機の周波数と連動しアンテナはフルオートで動いてくれます。
無線機のバンドをかえてダイヤルを回すと、それに追従してアンテナが動く。
送受信しようとする周波数でいちいちチューニング動作をする必要がないのです。

HFV330はそうはなりません。
たとえばDXクラスターに、21.255MHzでペディション局がUPされてるとしましょう。
その局を受信するために無線機の周波数を合わせます。
そして次はアンテナの調整。
HFV330に付属してるコントローラーで21MHzをプリセットする。
この状態である程度は目的周波数に合ってるのでそこそこの感度では受信できる。
ただ完全にマッチングしてる状態であるかどうかはわからない。
完全にマッチングしてるかどうかは電波を出してSWRを見ながらコントローラーを操作して最良点に調整する必要がある。
この時に電波を出す出力は10W以下が好ましい。
50W、または100W出力の無線機のパワーを一度10W程に下げる手間がかかる。
そしてなによりペディション局が運用する周波数で電波を出さないとドンピシャに合わせることが出来ない。
普通は迷惑にならない周波数までずらせてチューニングするものだが、このアンテナは帯域が狭いのであまり外れてチューニングすると意味がない。

注意:決して人が運用している周波数にかぶせてチューニング操作をしないでくださいね

どこまでを求めるかって言う期待度の問題ではあるが、

よく出来たものを使いこなす人にとってはさらなる欲が出るものです。

出来るできないは別として・・・
コントローラーとPCを接続、そして無線機もPCと接続し無線機の周波数とアンテナのコイルの位置を同調させるような仕組みになってると良いのでは???
最初に周波数とコイルの位置情報を細かく入力するような手間がかかるのだろうけど、そうすることによって日々の運用はいちいちチューニングするストレスから解放される。
せめてコントローラーに無線機の出力を下げるためのALC回路などを設け、コントローラーのチューニングボタンを押すと自動的に無線機が5Wで送信するようにするとか・・・

現状ではせっかくのモータードライブの仕組みがもったいないと思う。

さらに費用がかかることになるのは当然だと思うがなにか考えられないものだろうかと思いますね。

現状は付属のコントローラーに表示されるコイルの位置情報(数字)を表に書き出しマニュアル操作でその位置にセットすると言う事をやっておられるのがほとんどだと思います。

小型アンテナの宿命で、雨が降れば同調点は大きく動いてしまうと思います。

アンテナのせいだけではなく設置位置付近の屋根やベランダなどが濡れることによっても大きく動く可能性があるのでその時は表に書き出したセット位置とはズレが生じます。

だから雨の日はその表が役に立たなかったり・・・

こんな操作をするのも楽しみのうち。
今までのアンテナなら雨が降ったらSWRが高いし運用できないってあきらめてたのに、ちょっと調整したら運用できるから便利だ!って考えれば良いんですけどね。

これもしょっちゅうやってると、面倒だなぁ~って思ってくるんですよ。
  そこで欲が出てくるんです。
     これが趣味の世界。

いくら良いもの、高いものを買ったって

  さらに使いやすくならないかな~って

      欲を出すのが趣味ですしね。

ぐつぐつ言いながら楽しくやりましょ~

第一さん、こんな意見もあるって事をちょっとだけで良いから覚えといてね

だれかこんなことが出来るソフトって言うかシステム考えて販売したら儲かるかもよ~

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コメント(2)

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そうなのですよ、運用周波数によっては、チューニング操作は、UP/DN押しボタンチョンチョン押しまくりで難儀します。
対応表を作っていますが、これまた雨が降るとちょっと変わる(^^;
(CHV-5は雨降りには飛ばなくなったのですが、HFV330はなぜか雨の方がSWRも下がるし、よく飛びます、なんで?)

チューニングの時、SWRが図れる限界までパワーを絞る方がどんぴしゃにあましやすいです。
RIGにアンテナチューナーがあれば、RIG保護のためにそれもONにします。
低出力でSWRが下がれば、パワーをあげても大丈夫です。ここで、オートアンテナチューナーをOFFにすると、パワーメーターが10%UPくらいで反応しHFV330にしてよかったなと気持ちの良い瞬間。

というようなことをしていると、VK9EC/EXのようなパイルに勝てませんので
バンドを移動(バンド内でも)すれば、即チューニングしています。
このためには、使用できる範囲をある程度把握しておくと、多少の周波数移動は無視できますが
CW帯域から、phoneの上の方ではわずかですが確実に再チューニング必要です。

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IHIさん、いつもコメントありがとうございます。

実際に使ってアクティブに運用されている方のおっしゃることは現実味があり説得力があります。
私が良いことばっかり書いてるとただの「宣伝」にすぎませんしね。

でも、変な言い方になりますがIHIさんほどこのアンテナをしゃぶりつくして使いこなすと結果的には安いアンテナなんでしょうね。

いや、高いものを買っていただいといて安いだなんて・・・(汗)

台風もそんなに心配するサイズのアンテナじゃないし、ホントにこれだけ使っていただければアンテナも喜んでるでしょうし私も嬉しいです。

きっとメーカーさんも喜んでるのでは・・・

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