第一電波のHV5S
何度かネタにしてるアンテナです。
このアンテナは7/21/50/144/430MHzの5バンド。
1本で人気の5バンドが出られる優れもの。
でもちょっと追求すると・・・
7MHzはソコソコの長さがあるので使えなくは無いが、マルチバンドの宿命でSWRが最良点で1:1.7にしかならない。
21MHzDXを狙うわけじゃないし、国内はEs頼りになるからコンディションがUPしてれば短くてもいいやろ。
50MHzは短すぎる! 50MHzとして働いてるのは50cmほどだしこれではなぁ・・・
144/430は50cmほどのアンテナと同等だしそれはそれでOK
私の場合はこの1本にすべてを託す使い方はしていない。
28/50MHz用として1本
144/430MHz用として1本
1200MHz用として1本が設置してある。
HFV5に求めるのは7MHzと21MHzだけでOKなんです。
じゃ他の7/21のアンテナをと思っても、今販売されてるものでは思うようなものが見当たりません。
って事でHV5Sを7/21に特化してみました。
144/430MHzはどうなっても良いので無視。
50MHzは他のアンテナがあるし、かえって干渉したら嫌なので調整エレメントを撤去して同調しないようにした。
これだけで7MHzと21MHzはノーマル時と同等には使える。
ただし先に書いたように7MHzのSWRが最良点で1:1.7にしかならない。
これは設置やアースが悪いという問題ではなく説明書どおりの正解値です。
特化するからにはココが気に入らない。
SWR=1:1.7でもチューナーを使えばええやん!ってもんだが、そこは私には許せません。
モービルホイップのように使用できる帯域が狭いアンテナでチューナー使ったって単なる「ファイナル保護装置」になってるだけで電波は飛ばないし。
だからどうにかして7/21どちらも1:1.5以下にしたいよね。
まずよくやってるC(コンデンサー)を追加してみたが、7MHzと21MHzの両方で最良のSWRになることはなかった。
ちょっと行き詰った感はあったが気を取り直して・・・
今度はL(コイル)の追加。
机の上の勉強より課外実習が好きな私は、
計算やシュミレーションで数値を出すのではなくいつものように行き当たりばったり。
なんとなく体で覚えた数値(経験値)でコイルを巻いて付けてみた。
うぅ~ん、ええんちゃうの
巻き数とピッチを何度となく調整して、7MHz=1:1.2/21MHz=1:1.3まで追い込んだ。
HV5S本体を改造するのは工作的に大変なので簡単に付け外し出来るようアダプター式にしてみた。
50Wの出力で測定しても問題なさそうだ。
これで正解なのかどうだかわからんけど、とりあえずSWRは気持ちよく落ちたからしばらく使ってみよう。
ちゃんと飛ぶんかいな!?
これも経験値を増やすための実習ということで・・・
TITLE: No title
SECRET: 0
PASS:
MD200みたいですね
TITLE: No title
SECRET: 0
PASS:
MD200はローディングコイルそのものやけどね!
一応それなりに聞こえてるしアンテナとして動作はしてるみたいやわ。
まだ試し打ちしてないけど・・・