少し日焼けしました。
少しふくらはぎが張ってる・・・
昨日は四条畷市で復活開局されるJK3TGQ局様のアンテナ工事でした。
50MHzSSBポータブル機・IC-502でEsQSOの経験が強く印象に残っているとおっしゃる施主様。
144MHzFMをはじめeQSOやエコーリンクもかじってみたが長続きするものではなかったとおっしゃいます。
その当時に憧れたCWでのDXQSOなどHFの世界へデビューする意欲が湧き、同時に上級資格取得の意欲も高まったそうです。
で、いろいろご相談させていただき復活開局のお手伝いをさせていただく事になりました。
いつも書いていますように、いきなり巨大な設備をしても無駄なものができてしまう可能性があります。
今回もまずは広く浅くHFの世界を探っていただき、そして自分に合ったバンドや運用方法を見つけ次のステップに・・・という感じでお話させていただきました。
施工させていただいたアンテナは、ウチでは「標準仕様」と言っても良いくらいおなじみの設備。
2mのルーフタワーにナガラ電子のVダイポール(TV-416J)と第一電波のGPアンテナ(X50)で7MHz~430MHzが運用できるようにしました。
施工自体は特に問題なく普段どおりの手順でスムーズに進めることができました。
ひとつ手こずったのは「トユのかわし」です。
ステーワイヤーを張るのに邪魔になるのがトユ。
そのまま張ったんじゃトユを潰してしまうしステーの張力も逃げるのでNG。
過去何度かは同様の物を作ってたんですが、今回は他所でも使用の予定があり数セット必要だったので製作が間に合わずFTIさんの物を仕入れました。
(作っても相当の費用がかかるので仕入れさせてもらった方が楽なんですよね!)
これを使ってもすべての屋根(トユ)にすんなり対応できるわけではありません。
今回の屋根はトユの辺りがすべて斜めというか壁が垂直じゃないんでトユ逃がしが思うように当たりません。
少し加工し当て板を作って対応出来ましたが、その部分に結構な時間を取られましたね。
このタイプのアンテナならタワーにステーが張れたら8割がた完成。
あとは下準備をしてきたアンテナを乗せて同軸を処理したらおしまい。
もちろんSWRチェックまでしますが、アンテナの組間違いもしくは不良が無い限り滅多なことはありません。
今までナガラさんや第一電波さんのアンテナを現場に持っていって不良品だったなんて事は一度もありません。
ただ、絶対ではないと思いますので必ず事前に組み立ててチェックをしてから現場へ入るようにしてるんです。
万が一にも不良や欠品が現場で判明するようなことがあったらその日はパーになっちゃいますしね。
SWRは一発合格で施工完了となりました。
JK3TGQ局様、今回はご用命いただきありがとうございました。
小型なアンテナではありますが十分に遊べるアンテナだと思っています。
50MHzやHFハイバンドのEsは来春までしばらくお預けですが、それまでにCWの腕も磨いていただきHFを楽しまれてください。
工事中にお気遣いいただきました奥様によろしくお伝えください。
(SWR上がってないですよね!? )
今回も事故なく無事に施工させていただくことが出来ました。
どうもありがとうございました。
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一瞬、私の職場の写真かと思ったよ。
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LTHさん まいど!
見た目は同じですね。
このくらいの設備がいちばん「無難」だと考えてます。
次のステップは皆さんの思考に合わせてグレードアップですよ。
好きなバンドや狙う相手が絞られてくると目的を絞ったさらに高性能なアンテナにグレードアップです。
どう!?DXはボチボチ出来てますか?
今は28MHzが良いですよ。
早朝の南米・北米、夕方のヨーロッパ方面、聞いてみてくださいよ~