2013年10月アーカイブ
お客様と私の会話
無線に使うコネクターください。
はい、どんな種類のコネクターですか?
あっ、普通のやつ・・・
家で使う電源がほしんですけど置いてますか?
はい、ありますがどんな種類ですか?
電流とか使う無線機とか教えてもらえますか?
普通の無線機使うだけやし家で普通に使えたらいいんやわ。
144MHz使ってるんやけど今よりもっと飛ぶようにしたいんやけど・・・
はい、今はどんなアンテナをお使いですか?
えぇ~っと、普通のやつや!
FMでやっておられるの?SSBでやっておられるの?
普通の144や!
大将、アンテナちょうだい!!
はい、どんなアンテナ!? 周波数は!?
普通のアンテナでええねん!
HFのアンテナって大きいんですよね!? ウチでも立てられるかなぁ???
はい、いろんな種類のアンテナがあるのでご相談にのりますよ。
小さくて普通に飛ぶやつってあるかなぁ!?
まぁ、このネタは書いたらキリがないくらいあります。
どなた様もお客様なので可能な限り希望しておられるものを聞きだしてお渡しするようにしてますが、はっきり言ってちょっとヒドイ。
業務無線をお使いのお客様が「普通のアンテナ」とおっしゃるならまだわからなくもありません。
趣味でやってるアマチュア無線なんですから、自分の欲しいものぐらいは型番や種類(言い方など)を勉強してちゃんと伝えられるようにしましょうよ。
説明が面倒なんじゃありません。
わからないと言っていただければちゃんと説明させていただきます。
しょっちゅうお越しになるお客様なら、お使いの設備や今やっておられることもおおよそわかってますし、
「あれなぁ!」と言われれば、「この前言ってた無線機のことやね!」とか返答できます。
でもね、おそらく初めてだと思うけど電話されてきて、 「あんた普通のアンテナがわからんの?」 って言われたらどうしていいのか・・・
普通ってなんやねんって言いたくなるよ・・・
第一電波さんから発売される新製品。
今月末に予定通り出荷されるようです
コンパクトタイプモータードライブ
Vダイポールアンテナ
HFV330 (標準価格 220500円 税込)
(HFV330・新製品案内) 「131018_330_info.pdf」をダウンロード
金額を見るとこのサイズで とビックリしますけど、考え方によってはすごくお得
従来からあるコンパクトタイプのVダイポール
(第一電波=HFV5/コメット=CHV5)はこれほど高くないしちゃんと設置すればソコソコの性能でちゃんと使えるアンテナだ。
それに比べてモータードライブ(電動で動く)アンテナのなにがそんなに良いのか
これは使った人しかわからないかもしれませんが・・・
たとえば7MHzで、HFV5だといくらベストな調整をしても使える周波数帯域は30KHzくらい。
オートチューナーなどアンテナチューナーを駆使してもせいぜい100KHzくらいしか使い物にならない。
HFV5やCHV5を使っておられる方から良くおっしゃるのは、
「調整したドンピシャの周波数だったら取ってもらえる(呼べば応答がある)けどちょっと外れたとこでチューナーで落してたらぜんぜん飛んでないみたいで応答が無い」 と。
そこなんですよ!
チューナーは無線機とアンテナとの同調を「ごまかしてる」だけで、実際にアンテナを同調させる魔法の箱ではありません。
モータードライブアンテナは「実際にキッチリとアンテナを同調させる機能を持った」いわばチューナー内蔵アンテナのような物なんです。
7MHzでも端から端まで200KHzフルカバーできるし、そのすべてがベストマッチングの状態で使用することが可能です。
だから「どこで呼んでも取ってもらえる!」ようになるんです。
利得(アンテナの性能)的に言うとフルサイズダイポールにかなうはずありませんが、 「キッチリ同調した状態でどこにでも出られる」言うのが最大の魅力です。
このアンテナを使うのならアンテナチューナーは必要ありません。
この価値観を高いと思うか安いと思うかはあなた次第です。
ビッグアンテナを上げられる方には必要の無いアンテナなのかもしれませんが、限られた小さなスペースで「良いアンテナ」を求めるのなら、HFV330はその選択肢のひとつである事は間違いないですよ!
アンデスの声って今でも聞こえるのかなぁ
そう、海外のラジオ放送を受信するやつです。
周波数やら、もう忘れちゃったから再度お勉強しなきゃ
いまさらなんですが、
ALINCOのデスクトップ型レシーバー
DX-R8 を実働展示しました。
これ、実は分譲地の確保と言うか、アルインコさんが是非DX-SR9を発売したらココに展示させて下さい
と言ってくれるのは良いけどそれまで分譲地を放置しといたら荒地になってまうやんって事で・・・ の策です。
「好評分譲中」の記事はこちら
http://kei-tsuu.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/09/post_818a.html
DX-SR9の「売り」はSDRなんで、それを勉強するためにもR8で予習しておこうと思いまして。
高校生のころ、アマチュア無線の免許はすでに持っていましたが短波放送の受信(BCL)にハマッた時期があります。
Radio KIUIを知ってる世代です。
車でKIUIを聞くためにアレコレやった時期がありましたわ。
同年代の方はスカイセンサーなんかに憧れた覚えがありますよね!?
これなんかも懐かしいでしょ。
今の時代、海外製の短波ラジオが1万円以下で手に入りますが「それでは物足らんなぁ!」とおっしゃる方はちょっとレベルの高いものが欲しいですよね。
そんな方にはこのDX-R8が良いんじゃないかな。
少し前ですが「BCLブーム再燃」と話題にもなりました。
一般の家電店では実際に短波放送を聞いてみることなんて出来ないでしょうし、往年のBCLファンの方がいらっしゃいましたら是非一度聞きにきてください。
またDX-R8のご購入を考えておられるのなら、短波受信用簡易ダイポールアンテナなどの製作もアドバイスいたします。
アマチュア無線の魅力ももちろんそうなんですが、
遠くから聞こえる電波には
なんかロマンがあるんですよね~
朝10時現在、今でも吹き返しの風が時折強く吹いてます。
店のアンテナは異常なしですがHFの長いエレメントがユサユサ大きく揺れてます。
夜中は雨や風の音に起こされることも無く、目が覚めて空を見たら少し青空が見えてました。
今のところ緊急出動依頼も無くみなさまのアンテナは無事だったかと思ってます。
風が吹けばなんとかで、お仕事依頼をいただくこともあるのですが、私の場合は自分のところのアンテナだけじゃなく
過去にお仕事させていたアンテナが全部心配で・・・
そんな心配な仕事をしたつもりは無いけど「大型台風接近!」と言われるとね。
建設して5年以上放置してる方は絶対に点検しましょ
出来ることなら毎年点検したい所ですが、少なくても2~3年に一度は点検したいですね。
どれだけ完璧な工事をしていても経年変化には勝てないものがあります。
倒れたりしてからでは遅いので!
それと、万が一の時には保険ですからそちらの方もお忘れなく。
私、これに入ってます。 (JARLアンテナ保険)
JARLのご入会は当店で!
と言って JA3USA島本さん がお越しになった。
そう、TO2TTのペディチームより一足先に帰国されて時差ぼけを直すのにお散歩とおっしゃってましたが・・・
マヨッテの空港からJAまでトランジットを含め48時間もかかるし遠いわ~って我々の「遠い」と次元が違う。
マヨッテでの運用状況などいろいろお話を聞くことが出来ました。
もう次の話も出てるんやけど・・・ともおっしゃってました。
また次のペディ!?
楽しみですね。
当店の空芯コイルアンテナをお買い上げいただいたお客様よりメールが届いた
乗用車にセッティングされると聞いてましたんで、簡単で良いですから設置レポート頂戴ねとお願いしてました。
トヨタのミニバン「ノア」にすっきり付いた画像が届きましたので一緒に紹介させていただきます。
この取り付けは市販のアンテナ基台を使わず自動車の部品を加工しうまく取り付けられていますね。
ボディーに直接取り付ける形ですのでアース(ボンディング)もバッチリ効いているようです。
お客様の工夫が生かされた取り付けだと思います。
参考にさせていただきますね~
オーナー様 JE2EYU 局様
以下、頂戴したメール(原文のまま)と写真です。
既設の基台位置では車体が影響する為基台の取り付け位置変更に伴い基台を作製。
リヤーアンダーミラーの固定部を利用する為解体屋数軒探しミラー部分を切断し車体に穴を開けタップをたて基台と共締めアースもOK。
アンテナセットし大満足、早速調整開始15分程でバッチリ落ちました。
受信開始(感度UP)CQ局(多摩記念移動局)へアタック、一発でピックアップ59+30dbのレポートを頂きビックリですが相手局もモービルからのONエアーにビックリされておられました。素晴らしアンテナに巡り会えてモービルの世界が変わりました。
ありがとうございます。
今後もよろしくお願い致します。
JE2EYU様、お買い上げそして取付レポートありがとうございます。
このタイプのアンテナはどうしても帯域が狭いので使いづらい部分もあるかと思います。
共振の中心から少し外れると性能がすごく落ちてしまいます。
逆に言うと共振点では最高のパフォーマンスが発揮できるアンテナです。
アンテナの性質を理解して使うのも使い手次第です。
アンテナチューナーに頼るのではなく周波数を簡単に変えられるようにエレメントの延長アダプターみたいなものを作ってみたり
イモネジを蝶ネジに替えて工具なしでエレメントをスライドできるようにしたり・・・
面倒ですがチューナーボタンをポチッと押すだけより手間を掛けた分だけよく飛ぶはずです。
まだまだ遊び方はあると思いますのでいろいろチャレンジしてくださいね
また新しいレポートが届くのを楽しみにしてますよ~
台風24号は温帯低気圧に変わったようで。
今のところ時々強い雨が降ってましたが普通の雨の日と変わらない状況です。
このルートは風が強いぞと心配してましたがホッとしましたね。
ずいぶん前から気になってたんですが・・・
今朝、店に着いたときは路面は乾燥してました。
しばらくするとポツポツと
それと同時に展示のHF機が一斉に「ざわざわ」言い出す。
雨が降るといつものことではあるんですが、前からトランスのリークかなぁ~と思いながら放置してました。
ザザッ→ザザッ→ザァ~~~とノイズが大きくなり完全に濡れきってしまうとまた治まる。
今朝はちょうど朝のメールチェックなんかが終わったタイミングでこの症状が出たので関電さんに電話してみた。
トランスのリークではないかと思うのですが、違うかもしれません!? 調べていただくようなことはお願いできるのですか?って。
優しい声をしたコールセンターのお姉さん。
「では、今日お伺いして確認させていただきます。」って。
あなたが来てくれるの! って言いそうですがそんな訳無く、お手数ですがお願いしますと言うことになりました。
さてどうなるか???
早速、昼前に高所作業車が来た!
とりあえず今できる確認作業をさせていただきますねと言って作業開始された。
目で見て異常が無いか、耳で聞いてトランスが異常に唸ってないか、接続部の緩みや碍子にヒビが入ってないかなどを確認してるようです。
これと言って異常は見当たらないのですが・・・と言う回答を予想していたが正解してしまった。
関電さんは、こちらで出来るのは柱上トランスとその周りの機材を乗せ替えて様子を見ていただくしかないのですがそれでよろしいでしょうか と。
ヤカラ入れてるわけじゃないんでゼンゼンOK!
申請とかしないといけないんで今日明日すぐには出来ないですけど、手続きをして交換しますので少しお時間くださいとの事で本日は終了。
しかしすばやく対応してくれますね!
さてさてどうなるか???
続報!(10月30日)
キンデンさんが「11月5日の深夜にトランス交換の工事をさせていただきますので・・・」というチラシを持ってきた。
ご近所に迷惑にならないよう、工事の事前告知に回っているやつですね。
さてさてさてどうなるか???
一番上のTS-520は先日の「いいねぇ~」の記事の機械です。
その下の無線機は送受信セパレートのFL-101/FR-101、そしてリニアアンプFL-2100Bです。
入ってきたばかりでまだ掃除もしてません。
ちゃんと動くはずなんですが動作確認もまだ。
中坊のころ、意味もわからず送受セパレートってかっこいいなぁ~なんて思ったのを覚えてます。
これも憧れた機械のひとつですね!
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