昨日の気温は30度UP
暑かったけど屋上は乾いた風が吹いてて汗ダクとまではいかなかった。
2月後半からずぅ~とよその(お客様の)アンテナを触ってて去年から準備してたウチのアンテナがほったらかし。
大きな工事が終わって次のお仕事までちょっと間を空けさせていただきました。
だって準備→現場工事→準備→現場工事→の繰り返しで、ウチのアンテナだけじゃなくなんもかんもほったらかしでして
ちょっとしなくちゃいけないことをいろいろ片付けたかったんで・・・
で、そのひとつである店のアンテナ。
夏前の点検を兼ねて屋上へ。
(必ずアンテナの点検をしましょうね!)
展示品への接続で使いづらいアンテナを換えたりちょっとした簡単な変更。
3.5MHzはどちらかと言うと夜用なんで店の営業時間にはあんまり用事が無いから店舗の屋根に全長3mほどの自作アンテナ(モビホの長い感じ)が付けてあった。
まぁこれでも良かったんだけど3.5MHzのトラップコイルを見つけてしまい、これで作ったら と思いついたのが去年のお話ですわ。
昨日、用事を済ませ少し早かったので今しかない と思って用意していた材料を引っ張り出して作業開始。
去年見つけたのは 3.5/7MHz 2バンドダイポール(第一電波/W735)のトラップコイル1個。
それを使かいあり合わせ継ぎ足しだらけのワイヤーでW735の片側だけを再生する。
これで3.5MHzは短縮1/4、7MHzはフルサイズ1/4のエレメントとなる。
2個用意してバランで給電すればW735そのものダイポールです。
1個(片側)だけなんで、これをモービルホイップのように給電。
モービルホイップにはアースが必要
店の屋根は折半屋根(トタン屋根)なんで店の建物全体を車に見立て、折半屋根を留めてるネジにMコネの基台を取り付け。
そこからMコネでワイヤーを接続し、隣の屋上まで引っ張るだけ。
形としては斜めに倒れてるけどでっかいモービルホイップの完成
調整などのためワイヤーエレメントを簡単に上げ下げ出来るように滑車をつかいロープをループ状に動くようにしそれにエレメントの端を固定した。
給電部はマッチング回路を入れるのと、着脱しやすいように一工夫。
屋上で半田作業をしなくて良いよう、また調整時にコンデンサ容量を簡単に変えられるようにこのような細工をしてみた。
ネジで接続するようにしておけば半田作業は不要。
屋上にアナライザーを持って上がり、SWRとインピーダンスを見ながらコンデンサ容量を探る。
3.5MHz・7MHzともどりらもベストな値は470pFだった。
これは設置条件により変わるので参考程度に・・・
エレメントの長さも調整し両バンドともバンド内にバッチリ調整できました。
暇な時間に準備すること1年がかり。
(自分とこのアンテナはなかなか出来なかっただけですが)
ほぼシュミレーションどおりにバッチリ設置完了です。
エレメントの長さが約13mありますので帯域もそこそこ取れてますしじゅうぶん使い物になりそう。
給電点の高さ・約7mですが、約18m高のロータリーダイポールと比較してみると、相手(距離)によってはワイヤーGPの方が強い
まぁ、まずまずの出来やね
でも3.5MHzの時間帯は店に居ること少ないのよね~
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折板屋根って干渉するイメージばかりですが、こんな使い方もあるんですね!コンデンサーの容量は計算式でもあるんですか?もちろん高耐圧を使うんでしょうね。
フレンド局がお世話になりました!
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WHOさん、毎度お世話になります。
中●さん、私なりにアドバイスさせていただいてます。
うまく設置していただけると良いのですが・・・
金属屋根は確かに干渉物ですね。
ローバンドの場合は垂直アンテナならともかく水平系は大地そのものが干渉物でしょ。
だから細かいことは気にしない(^^)
バリバリにDXやるならともかく、国内ならこんなんでじゅうぶんです。
ある程度の長さがあってマッチングさえしっかりとってやれば聞こえるし飛びますよ!
コンデンサーの計算方法!?
ありますが、私の場合は経験値による「カン」頼りですわ。
チャレンジ精神があればどうにかなるもんです(汗)
ひらめいたらやってみよぅ~ 精神です。。。