今回は宮城県のお知り合いからの依頼で、「煙吹かないようにちゃんと改造してね!」と頼まれました。
いや、煙吹くのはベース機の問題ですから・・・なんて言い訳をしながら引き受けたわけですが。
送ってきたColt485はキレイで程度良さそうなので一安心。
早速ふたを開けて周波数構成を確認。
いわゆる2階建て方式の40ch×2=80ch機なので算数問題が解ければ簡単。
1階と2階の局発の差と実際に送受信している周波数の差を比べ、局発の周波数差0.1125の4倍で動くと言う答えが出た。
なので2階の局発10.165MHz(実際の送受信・2階の1ch=27.415)を10.365MHzに交換すると、その差0.2の4倍動くから27.415MHz+0.8MHz=28.215MHz(2階の1ch)になる。
この状態で8chが28.305MHzです。(チャンネル構成はNASAなどと同じ歯抜けありの状態)
1階の局発を抜いて27MHz帯は一切送受信できなくするようにしました。 (TSS申請のため)
これでVCOと送受信の調整を28.3付近でピークを取れば完成。
って言いたいんですけど、この機種AM機じゃなくSSBも使えるんですよ。
SSBの調整がチョット厄介。
AMモードで調整後にSSBモードの送信を確認すると、LSBでは約10W出ているけどUSBでは3Wくらいしか出てない。
この機種はAM=4W/SSB=10W機。
うぅ~ん、想定していたがキャリアバランスがあっちむいてホイ
この機種5台目なんでビビる事はありません。
LSBは使わないから無視してUSBだけ調整。
超アナログ調整と言うかど素人的なやり方ですが、受信機にヘッドホンを繋いで(受信機はATT、ON)音を聞きながらColt485の送信を調整。
ある程度まで良くなってきたらマイク入力にラジオの音などを入れて再生音を確認し測定器の値を眺めながらの耳感調整。
無変調で出力も出てないし、AMの音、USBの音も問題無さそうだしこれでOKかな
あとはダミーにて程よい信号強度で繋がる程度の距離を置いた相手と交信してみて最終調整というところです。
ご依頼主様、今のところ想定内ですし煙も吹いてませんのでご安心ください。
マイク挿さないと音が出ないタイプなので送受切替リレーも入れておきました。
AMの変調はしっかり掛かってるはずですが、NASA72みたいにどうかすれば過変調ほどガンガン掛かるタイプじゃないのでね。
程よくキレイなAM変調で、決して聞き取れないほど浅くは無いはずですから。
私、スーパー変調やらキンキン変調やらは嫌いなものでオリジナルがその機械なりにベストかと・・・
もう少し様子を見て、最終調整が出来たら猫か飛脚に持たせますので
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先日は遅くまで、お疲れ様でした。
翌日に大阪和泉市移動があり、早くトンズラさせてもらいました。
「煙吹かないようにちゃんと改造してね!」って、プロに失礼ですね! プレジデントの未改造SSB機を持っていますので、店主様のノウハウ、ちゃんとパクリさせてもらいます。♪♪(手帳に記載)
・以前D-star質問させてもらいました。現在APRSをどんなものか調べています。
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まきさん@徳島さん、こんにちは!
いつもRCにお付き合いありがとうございます。
球プロジェクト、楽しみにしてますしね~
で、私をプロと信じてこんな改造をさせたら大変なことになりますよ(^^)
と言うか本物のプロはこんな機械の改造しないでしょ!?
皆さんと一緒に遊んでるアマチュアですから・・・ってお金もらった時点でプロか(汗)