修理してないわけやないんですけど、写真を撮ってなかったりでブログネタにするのをサボってます。
今日はちょいとゆっくり修理できたんで写真も撮りました。
本日の患者さんはICOMのIC-2720D
症状は電源が入らない。
まず一般的に考えるのは逆接か過電圧で逆接ダイオードとかツェナーを疑うんですが、そこは問題なし。
フロントパネルを他のIC-2720と交換すると電源が入る。
問題のないフロントパネルを故障した方の本体につなぐと電源は入らず。
異常があるのは本体側に間違いなし。
セパレートケーブルがない状態で来たジャンク状態なんで、どのようになって故障したのかもわからなかったんですが、
以前に他の機種で経験した「セパレートケーブルの断線によるショート」を思い出してそのあたりをチェック。
それがビンゴでした。
本体側からフロントパネルに電源を送ってるラインにヒューズ的に入ってる1Ωの抵抗がアウトでした。
チップ抵抗なんですが、そんなの手元にないので・・・
とりあえず部品箱から1Ωの抵抗探し出して仮付け。
ちゃんと電源が入りました。
1Ωの抵抗を基板の部品の乗ってないスペースにうまく納めシールドカバーを付けて完成です。
まだ手は震えないけど、そろそろ拡大鏡 がないと厳しいかなぁ
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そうですね。表面実装の細かい部品はつらい・・・
C620やC460等90年代のスタンダード製ハンディ機を
10台ほど持っていますが、例の表面実装電解コンデンサの液漏れ、
コツコツ換えていってますが。当局もここ2・3年で急に眼に来て
半田を吸い取るのも、付けるのも裸眼じゃ見えないので、
頭にかぶるタイプの両眼拡大鏡付けて作業してます。
その点、10m用の古いCB機は部品大きいからいいですね。
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NLOさん、お互い寄る年波には勝てませんなぁ(笑)
最近は父の日や誕生日の都度、拡大鏡買ってあげようかってからかわれてます。
こんばんは。
バイク屋の知り合いから同症状のリグの修理依頼を受け、フロントパネルを繋ぐとセパレートケーブルの電源電圧が落ちる症状に悩んでメイン基板を外してみた元3エリアの住人です。
私の場合もこの抵抗が数十kΩに化けていました。
今の設計ならこの抵抗はリセッタブルヒューズですかねえ。