今日からお仕事開始です。
さすがに地方のお店は3日から開けても忙しいはずもなく、なじみのお客様が新年の挨拶によってくれたり無線仲間が遊びに来たりと毎年恒例のスタートです。
その無線仲間がが厄介な初仕事を持ってきてくれましたわ。
新年早々、一番に半田ごて持ってこんな修理をするとは・・・
それがアスタティックのハンドマイク、D104-M6Bです。
このマイクはお決まりだそうですが、PTTスイッチがガリって変調にガリガリゴソゴソと異音が乗るということです。
調べるまでもなくスイッチの不良で接点が荒れてガリってるようです。
しかしまぁこんな小さなスイッチで4回路も切り替えてるなぁと言うようなスイッチですわ。
このスイッチでPTTはもちろん、マイク回路や電源、CB機に使える仕様なので受信時のグランドも切り替えてます。
こんな小さな接点で電源(9V)やPTT(CB機なんぞはまともに12V掛かってる)を切り替えると接点はすぐに荒ちゃいますわね。
スイッチをバラして接点を掃除してやろうかと思ったんですが、再生してもどうせすぐに同じ症状が再発するでしょう
新品の部品と入れ替えても同じようになってくるのは時間の問題。
ご本人は「格好はどうでもいいからトグルSWかなんか付けてよ」って・・・
そりゃ言うてることはわかるけど4回路のトグルSWをこの中に収めるのは無理でっせ
どげんとせんといかんと思って部品を探したけど、ぴったりの部品があるはずもなく、見つけたのは回路的には同じ動作するスイッチがあったけど大きさがあまりにも
こんな大きなスイッチはすんなり入ってくれるはずがなく、電池が邪魔になるわ基板が邪魔になるわ・・・
えっ、どうしたって
とりあえずグチャグチャ~って突っ込んで無理やりふたを閉めましたって事にしといてください。
ちゃんと動作するからOKでしょ
コレ、ふたを開けたら煙が出て白髪のおじいさんになってしまうから絶対開けちゃダメよ 仕様といって修理完了の報告をしときました。
そんなこと言われたら絶対気になって開けちゃいますよね。
電池交換のときはどうするの そんなことまで考えてるか~ってね
ふたを開けないで外から見る限りはオリジナルと見分けが付かないくらいにシックリきてますよ。
もちろん変調もOK、ゴソゴソ異音なし、ゲインコントロールもOKです。
あっ、こんな修理はお受けできませんのであしからず。
なぜって、お受けして修理代をもらうとするならこのマイクの新品を買う以上の工賃をいただかないと割が合わないくらいの作業ですので。
今回は「最悪 つぶしちゃって再起不能になってもいいよ」と言うことだったし、暇つぶしと興味半分のお勉強がてらにやったことです。
もちろん修理結果に補償なんてできる代物じゃないしね。
って事で、このマイクのスイッチ不良でお困りの方は正規の手順で修理依頼をするか、ふたを開けちゃダメよ仕様の修理にチャレンジするかをご自分で選択してくださいね
うぅ~ん、なかなかの出来栄えやなぁ~
我ながらうまいこといった。
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誰ですか、正月早々ブログネタ持っていくのわ。
新年から、ええ仕事してもらえました。
おかげさんで、助かりましたわ。
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FCFさん、どーもです。
助かったかどうかは使ってみてから・・・
白髪のおじいさんにならないように~(^^)